私の音楽遍歴〜ヒーロー・ヒロイン待望論
作曲というのは凄い才能だと思う
私は小学校でへんてこヒーロー「ウルトラトラマン」作詞作曲?
口ずさんで以来、作曲したことはない
インチキ替え歌作詞ならけっこうやってきたけど作詞も難しい
編曲アレンジもまた大切だ
好きな童謡、唱歌なんか変な編曲ばかり多くて幻滅することが多い
原曲イメージを壊す編曲、ヒット曲をいやらしくアレンジした合唱曲は聞き飽きた
大ファンのシンガーソングライター岡村孝子の原曲は
とってもそっけないものだというようなことを本人が語っていたが
それを3人くらいのベテラン兄編曲者が見違えるように完成させる
とっても魅力的なアレンジ演奏で孝子さんがノリノリで歌う
ほんとにイイ曲が大ヒットするわけでもない歌謡界、音楽界
それはなんとも歯がゆくて悔しいことだ
それでも自分にぴったりの曲に出会えたというのは
とっても素晴らしいラッキーなことだ
それは永遠の恋人・ヒーロー・ヒロインと出会うような劇的なことだ
私の音楽ファン遍歴は
●岩手川CMを見て育った私は、小さい頃からテレビアニメ番組っこ
「タイガーマスク」はハラハラドキドキ感動のアニメだった
●小学校高学年でビートルズのファン(兄の影響)となる
私の人生の中で変声期前の自分のボーイソプラノ独唱は
生涯最高だったとこれだけは自負できる
今は低い声しか出なくテノール声にとても憧れている
●毎週歌った中学校の校歌はふるさとの誇りだった
ビートルズを解散した後のポールマッカートニー&ウイングスを
本格的なレコードオーディオプレイヤーで聴く
●合唱部でパレストリーナのミサ曲に天上の至福を感じた
高校時代の私の青春はサイモン&ガーファンクルと共にあった
定期演奏会で歌った「怪獣のバラード」も思い出の一つ
●テレビ番組でも思い出の歌がたくさん
西田敏行主演の「池中玄太80キロ」主題歌もカラオケ18番となった
●大学でフリオ・イグレシアス(当時大学でスペイン語を習っていた)
今まで英語圏の歌ばかり聴いていたが
スペイン語の熱い南国の魅惑的な響きは衝撃的だった
●上京当時また讃美歌も大好きで、楽譜も読めないのに
エレクトーンを買って、せまい部屋で自分で弾いて歌ってた
Mormon Tabernacle Choirの合唱やパイプオルガンから多くのスピリットを受けた
●大学のサークル児童文化研究会では毎日歌をたくさん歌っていた
特にシャンソンの「バラはあこがれ」等が好きだった
●劇団員時代は交通事故入院時に友に紹介されたエア・サプライ
これ聴いて劇団トラックで全国巡回公演旅行
●そして前川清が歌う「東京砂漠」に別れを告げる
●東京の「青春時代」、それは森田公一とトップギャランの歌のように
「あとからほのぼの想うもの…」となった
●ふるさと岩手に帰ってきてから、千昌夫の「北国の春」を聴き、
さとう宗幸の「青葉城恋唄」を歌い
初めての担任として合唱曲「涙をこえて」を生徒と共に歌い
岩手で活躍していたシンセサイザーの姫神(故・星吉昭)
彼の名曲で多数の影絵劇等を制作発表してきた
姫神の星さんと
●同じく岡村孝子、これもきっかけは兄の車でたまたま聴いてから
姫神と岡村孝子は毎年アルバム出るのが一番の楽しみだった
彼女の歌はたくさん児童生徒と共に歌った
私が歌えなくてもアルトの音域は子どもたちにぴったり
劇のフィナーレ、テーマ曲にして創作劇を発表してきた
●世界のヒットカヴァー曲をクールに歌い踊る2人組Winkにも惹かれる
●また毎年のようにカバー曲中心に自ら歌い、児童に歌わせ
時に作詞編曲演奏し、様々な機材を揃えて徹夜で多重録音編集し
オリジナルアルバムテープを制作、毎年一期一会の教え子に配布してきた
県北時代は村のしゃくなげ合唱団に所属し多数の発表会
「イエスタディ」や「フォルティシモ」等を歌った
そしていつしか沢田研二の「勝手にしやがれ」をカラオケで歌うようになった
●中学校から小学校に移ってからは特に大好きな音楽の授業には気合いを入れた
英語やスペイン語の歌、合唱、合奏、踊り、舞踊劇、様々な創作発表をしてきた
たった1回の地域の発表会なのにプロには負けないぞという意気込みだった
特に「イヌワシ踊りヤル気節」、
「陽気に歌おうこの人生をさ」は思い出深いアレンジ曲だ
芸術教育、音楽教育、演劇教育が私の生きがいだった
影絵劇「怪獣のバラード」では、BBクイーンズの「おどるポンポコリン」を歌ったり
専門の美術以上に音楽は私にとってなくてはならない人生の糧、応援歌だった
絵本作家以上に歌手になるのが夢のまた夢だった
●岩泉町大川時代は、槇原敬之の「どんなときも。」が想い出の曲となった
その他ヒット曲だけ1発屋のミュージシャンは多数いたけど
連続して私の好きな曲を歌う人はめったにいないものだ
同じ歌手の歌をずっといろいろ聴いているとどうしても違和感が出てくるのだ
●一関帰郷時代にスキャットマン・ジョンに出会い、燃えるおじさん踊りを披露
●青森津軽教師時代は青森ねぶた、弘前ねぷた祭りのリズム、太鼓、囃子に酔う
毎年その感動の音色に感激の涙を流していた
ねぶた祭りのその響きとかけ声は世界最高の魂のお祭り音楽だった
同郷・岩手の新沼謙治が歌う「津軽恋女」を聴きながら
津軽の七つの雪の思い出に涙する
●青森市の画廊&ペットショップ時代は魅惑的な癒し系エンヤにハマる
●同じく、ずっと時代遅れでアバにも酔う
●スピッツの「チェリー」に涙する
●ペットショップボーイズの「GO WEST」を聴いて魂を燃やす
●テレビドラマ「トリック」の主題歌「月光」(鬼束ちひろ)に衝撃が走る
●THE BOOM・宮沢和史が熱唱する「島唄」が最も自分に合った魂の歌だと感じ
金八先生・武田鉄矢の「贈る言葉」と共に私のカラオケ18番となる
●岩手に帰ってきた前沢時代にマンドリンシンガー清心(きよみ)に出会う
今までで一番ハマりそうな予感
それは歌はもちろんのこと、人間性に惹かれたからだろう
一番はアーチストと初めて直に交流が持てたからだろう
これほど一人一人のファンの名前を覚えて
声をかけてくれる有名人がいるだろうか?
また一緒に応援する温かいファンがいるから相乗効果が起きる
それは巨人の松井ゴジラが日本を飛び出して
世界の大リーグ・しかも名門ヤンキースで独りで命かけて戦う姿に感動し
応援したくなる気持ちと似ているかもしれない
岩手を飛び出し日本の世界のマンドリンシンガーを目指す彼女・清心を
応援したくなるのはヒーロー源義経同様、自然なことなのだ
これからも多数の弁慶や佐藤兄弟たちが彼女に付き従ってくるだろう
●清心マンドリンカバー曲「夢中人」は最も好きな曲の一つ
映画「恋する惑星」(原題:重慶森林・1994年)で
香港の人気女優&歌手フェイ・ウォンが歌った「夢中人」もまた違った感動を与えてくれる
●「もりおか物語」等、清心に楽曲提供、ライブサポートをしていた
東京出身のピアノ弾き語りシンガーソングライター・全身世紀末アーティストの
大石由梨香「東京タワー」等、魂をゆさぶる彼女のピアノ曲にもまた魅了されている
●ペットショップボーイ時代、Smile dkのアップテンポな曲を聴きながら楽しく夢仕事
●KAGAYA氏プロデュース、プラネタリウム映画「銀河鉄道の夜」を
池袋サンシャインで見てそのCG映像と音楽に感動する
〜加賀谷玲(KAGAYA氏の弟)曲
●レミオロメン「粉雪」に衝撃を受け、美しき思い出の雪を盛岡、花巻で体感する
●歴史番組が好きでNHK「歴史秘話ヒストリア」のテーマソング
そしてKalafina「storia」の高い美声に衝撃が走る
●ネットでドイツのポップシンガー、ヘレンフィッシャー(Helene Fischer)の動画を見て
「聴く人を幸福にする」魔力のある曲に感動する
大石由梨香がピアノサポートする歌姫・玉城ちはる盛岡ライブ観戦をして
その圧倒的なパフォーマンスと歌唱力にカルチャーショックを受ける
★YouTube、著作権問題について思う
その日の気分で好きな音楽を聴きながらネットをしている
ドタバタテレビB級番組よりもはるかに面白い
同じ音楽でもたくさんの人々が投稿しているので
どれが一番音と動画が優れているか
選ぶのに相当時間がかかる
2005年に始まった米国のユーチューブ
「あなたが作るテレビ」は
著作権違法動画でよく削除される
いつまで見れるかわからないが
今まで知ることができなかった素晴らしい芸術に
全世界の人々が感動できる素晴らしいアイテムだと思う
特に日本の音楽文化をアップする外国(特に欧米)人が多い
これはユーチューブでしか
日本文化に触れることができない証だ
YouTubeは収入の約2%をJASRACに支払う等
企業努力を続けている
著作権問題が寛容に解決されるよう今後に期待している
ジョヴァンニ安東選曲音楽動画館