安東文学館 秀衡日記 ジョヴァンニ安東秀衡ココロノ本音日記

2004年3月後半

 松井にシビレル春がやってきた 2004.3.30
ヤンキースが来日した
日米がここまで親密になれたのかと感心する衝撃的感動の春がやってきた
巨人とのオープン戦でいきなりホームラン
そして開幕戦でも2塁打を放ったゴジラ松井
ジオンビーがホームラン打ったときは
また一方的ゲームだなと思った
しかしムッシーナは今夜は不調だった
なんと万年東地区最下位のデビルレイズが一方的に勝った試合となった
マリナーズのイチローの監督としてかつて活躍していた
闘将ピネラ監督の意地が実ったチームになってきた
全選手の年俸がアレックスロドリゲス一人の年俸より安い
この貧乏若手チームが頑張らないと
東地区万年1位ヤンキースや万年2位レッドソックスの試合も
盛り上がらないだろうからいいことだと思う
しかし明日はヤンキースが魅せてくれないと困るわ
大好きな憧れのジーターが目を覚ますのを期待してます
今年もヤンキースを見るためにまたBSアンテナを買った
もうこれだけが人生の楽しみだわ


 最後の白い巨塔 2004.3.25
物凄い視聴率のドラマ白い巨塔を最後の最後に見た
人気があるのは知っていたが
あまり見ていなかったので興味なかったのだが
主題歌アメージングホイホイが昔から好きだったので
気になってはいた
総集編で少し内容がわかった
主役の熱演唐沢も好きだし
弁護士役の上川隆也も好きだ
なるほど確かに全てにおいて凄い質の高いドラマだった
癌は嫌いだ
もし自分が癌になって助からないのなら
早く死にたいと思う
近年毎年何回もちょっとしたことで入院ばかりしている
病院と医者は昔から大嫌いだ(良い医者に巡り合っていない)
無駄な医療費がかさむから家族に迷惑をかけたくないし
みじめな死に方はしたくない
だから病院生活はもうごめんだ
病院では病人は人間扱いしてくれないことが多く私には屈辱的だ
ナースさんにはけっこうお世話になってきた
明るくやさしい人もいればきつい人もいた
ドラマの江口のような医者に巡り合いたいものだ

今日は引っ越してきて半年たった家の部屋4つを少しだけ整理掃除した
まだ寒くて2階なんかに行く気もしない
イラスト本の最終校正がきた
まあこんなものか
花粉症でいよいよクシャミ連発で大変な日々になりそう
やっと風邪治ってきたのに勘弁してケロ(涙)


 選抜甲子園母校が世紀の対決〜夢をありがとう 2004.3.24
今日の甲子園第3試合に母校が千葉代表と対戦する
49年ぶりの甲子園
もう生きてる間には見れない甲子園かもしれない
待ちに待った母校の活躍
この日を何年待ったことか…
まずは1勝を期待している
甲子園に応援に行こうと思っていたが
仕事等で断念した(涙)
頑張れKANKO!

テレビ観戦しました
選手、応援団の皆様、お疲れ様でした
3回まで完璧ピッチング、関高のペースでした
チャンスに先制点を取れず
中盤から拓大のペースになり0−6で負けました
5安打頑張りました
木村投手もよく投げました
実力の差でした
敵ながらアッパレのさすが関東2位のチーム拓大紅陵でした
アルプススタンドの大応援団も素晴らしかったです
OB多数の物凄い応援でした
数々の懐かしき応援歌がテレビからもよく聞こえました

一関市にはたくさんの高校や高専がある
甲子園といえば私立の一関学院(旧一関商工高校)が有名で
宮城の強い選手もたくさん集まってくる
県立一関一高は100年以上の伝統を持ち
99%が皆進学で勉強と部活の両立を目指し
生徒はどちらも全力を出し切る
勉強勉強で厳しい進学校で私は落ちこぼれ
部活(合唱)だけ全力を尽くした
新入生は厳しい応援歌練習で膨大な応援歌全てを覚えさせられ
野球部の試合では全校でバンカラ応援をする
そう、大応援団は野球部のためにあったようなものだ
だから野球になると皆一丸となって熱くなる
半世紀待った今回も城下町一関市はOBの市長をはじめ
すごい盛り上がりようだった

東北大会の準決勝戦の東北高校ダルビッシュに
完敗したときと同じ結果となったが
夏の甲子園に向けてまた頑張ってほしい
後は強い秋田や宮城の東北勢を応援したいと思う


 サッカー三昧 2004.3.22
サッカーの試合をどっさり見て楽しめた3月だった
オリンピック予選日本代表で、田中と大久保のカッコよさにしびれた
Jリーグも開幕し、浦和レッズとセレッソ大阪の試合を昨日見た
浦和は前から気になるチームだった
昔から弱い名門チームで過激なサポーターがトラブル起こす
でも最近は強くなって盛り上がっている
新しい埼玉のスタジアムは素晴らしい音響効果で
応援の合唱が響き渡って美しいハーモニーを奏でていた
大聖堂コーラスを聴いているようで応援に酔った
大好きなドイツのブッフバルトが監督として帰ってきたので
ますますこのJリーグの阪神タイガースを応援したくなった
やはりユニフォームは真っ赤がいい
日本代表はぜひ韓国以上に真っ赤に染めてほしいと思う
なんで青なのかいまだに納得がいかない
パンツもソックスもシューズも真っ赤
サポーターも真っ赤
もう私がデザインしたいわユニフォーム!
タイトルはレッド・バッドマン!!
赤いコウモリ〜いいね〜応援も盛り上がること間違いなしだね☆( ̄∀ ̄*)


 ネット退会再開を繰り返すわけ 2004.3.21
彼女は淋しがりやの少女リカ
ネットで様々なコミュニティサイトに登録し
日記を公開したり
掲示板やチャット、メール、メッセンジャーで
全国のたくさんの若者と交流している

毎日仕事から疲れて帰り独りとなる夜
毎晩彼らとネットで話すのがリカの唯一の楽しみだ

たくさんの友だちができた
そして気になる彼氏ができる
いつも楽しいカキコをリアルタイムでしてくれる
彼氏のHPへ何度も足を運ぶ毎日

彼氏の掲示板を覗くと多数の見知らぬ彼女がカキコしてある
彼氏の足跡を追う
彼氏が彼女のHPに足跡を残している
他の彼女のとこにも甘いカキコを見つける
見れば見るほど傷つくのに
リカは彼氏の足跡を追って見てしまう

最近彼氏はリカのHPにカキコする回数が減ってきた
メールを出しても返事が来ない
なのに他の女性のHPには彼氏の足跡がたくさん…
リカは恋のアリ地獄に落ちる

私は必要とはされない存在なのね
もうここにはいられないわ
もう自分という存在を消してしまいたくなる
現実の世界では自殺という行為
バーチャルのネット世界では突然退会し
自分のHPを抹消する行為が自殺とよく似ている
今まで毎日丹念に日記を書いて公開してきたのに
一夜にして全て消され
それを見てびっくりする友だちを想像するのが
リカの刹那的な楽しみなのだ

それでも退会しても彼氏が忘れられず
そっと彼氏のHPを覗く
そしてまた傷つく

新たな出会いを夢見て
リカはまた新しいサイトに登録する
やめたサイトも違う名前で再登録する
そしてまた傷つき退会を繰り返す

それでもいつか必ず素敵な彼氏に出会えるかもしれない
私一人だけを愛してくれる彼氏に
リカはそれを信じて
今夜もネットサーフィン…

淋しい星が数知れずまばたきをしている
恋さえしなければこんなに傷つくこともなかったのに
普通の友だちと思って接すればこんなに苦しむこともなかったのに
それでも人は毎日誰かに恋をする

私は切なすぎて気が狂いそうになった
悲しいかな
新しい恋だけがその苦しみを忘れさせてくれる唯一の薬なのだ

〜バーチャル小説「リカの退会」より


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