勝手にシンドバッドジョヴァペット飼育日記 2004年1月5日〜16日

●飼育の楽しみと悲しみ 1月16日(金)

ペット・熱帯魚の楽しみって

稚魚が生まれて大きく育っていく様子

小さな魚がどんどん大きく美しく成長していく様子

憧れて憧れてやっと手に入れたピラルク

どんどん成長していっている

エサ金(金魚)を腹一杯呑み込んでいるのだが

何とか人工飼料やクリル(乾燥エビ)に餌付かせたい

毎日彼らと我慢比べだ

人工エサを食べたかと思うとすぐ吐いている

もう少しで生きエサでなくとも食べそうなのだが

痩せてくれば可哀想なのでエサ金やってしまう

多種類のグッピーの稚魚がどんどん殖えて成長している

種類によって大きく成長するし

さっぱり大きくならず死んでしまうのもいる

やはり血筋なのだなと思う

高い国産グッピーはそれなりにメスの体格はちがうし

稚魚も大きく育つ

毎日ホルンスネイルを眺めている

普通の貝とは違っててカタツムリに近い

アンモナイトにも似た模様だし

最近はマンモスにそっくりだなと思うようになった

ゆっくりゆっくり歩む姿と顔が凛々しいマンモスに似ている

10日ぐらいたってやっと卵が孵化し始めた

2ミリぐらいの小さな貝が生まれてきた

シルバー文鳥のヒナ2匹のうち1匹が事故死し

とてもショックで落ち込んでいた

水浴びのプラケースの中で浮いていたのだ

なぜもっと早く気がつかなかったのか

あまりにも悲しすぎる結末だった

その日は問屋からたくさんの魚がきて

魚を水槽に入れる作業で忙しかったが

あまりにも自分が情けなかった

親もどうしようもできず鳴いていたはずだ

すぐに底の浅い水入れに取り替えた

その後残った1匹のヒナは

もう親と肩を並べるくらいの大きさに成長している

自分は数え切れないほど生き物を飼っては死なせてきた

罪深い人間だと思う

できる限りこの手で生き物の繁殖を手伝いたい

新しい生命の誕生と繁栄を手伝いたい

アルダブラゾウガメベビーは少しずつ成長している

貧弱な彼は思ったより丈夫でタフだった

少なくとも彼は私より長生きするはずだ

死ぬまでずっと一緒にいたい

(って彼も商品なんだけど…)


●男のペット〜ザリガニ・ロブスター 1月11日(日)

男のペットはズバリ、サソリとザリガニ、ロブスターだろう

問屋にめったに入ってこないロブスターやザリをどっさり仕入れた

イリアンジャヤブルーロブスターに数年ぶりに再会できた

レッドクロウに似た青みの強いロブスターだ

青森店では珍しく女子大生が飼っていったのを思い出す

飼っているとだんだん青くなってきて

え〜こんなにカッコよかったの〜とある日びっくりした

青ザリガニ、そして久々ブルーヤビーもお目見え

ヤビーは尾っぽが花びらピンクでとても美しかった

津軽時代、白ザリガニ繁殖に成功し数百匹の稚ザリを育てた

また今度こそ繁殖成功したい

さっそく青森から持ってきたザリ個別部屋90センチ水槽を数年ぶりに設置した

共食いをさけ、しばらく単独飼いで育てたいと思う


●Pエンドリケリー軍団 1月9日(金)

古代魚で大人気なのがアフリカの龍魚、エンドリケリーだろう

その黒いバンド模様や顔にこだわるマニアも多い男の相棒魚だ

普段は水底でおとなしくしているが、肺呼吸なのでたまに水面に上がってくる

その姿がまさにカッコいい龍なのだ

びっくりしてよくハイジャンプ、投身自殺するが、それ以外で死ぬことはない丈夫な魚だ

凄みのワイルド、美しいアジアブリードもの、国産イガラシ等様々なエンドリがいて

1匹1匹個性がありコレクション性も高い

安くはない魚だが何匹いてもほしくなる古代ロマンの魚だ

明日また違うエンドリが入荷してくる、楽しみだ


●プルケール稚魚独立 1月8日(木)

河川アフリカンシクリッドのペルヴィカクロミス・プルケールの稚魚が

スクスクと育ち、両親水槽から大水槽へ移した

両親は大切な子どもたちをとられてパニックだったがしょうがない

ある程度大きくなると親にとってもじゃまになるのだ

これでまた早く次の産卵をすると思う

稚魚は何でもエサをバンバン食べている

数え切れないがだいたい150匹ぐらいだと思う

以前青森で水草大水槽でたくさんのプルケールが群れるのを見て感動したことがある

金色にピンクの腹、とっても美しく輝く大群をまた見てみたいものだ


●シルバー文鳥ヒナ、スクスク育つ 1月6日(火)

シルバー文鳥の2羽のヒナが順調に育っている

毎日1〜2羽が巣の下に落ちている

両親が心配そうに見ているがどうすることもできないでいる

もう何回そのヒナたちを巣にもどしてあげただろうか

巣がせまいと思ってもう一つとなりに巣をつるしたが

やはり寒い冬だからみんなで寄り添って温め合っているようだ

もうだいぶ灰色の毛も生えてきている

お隣のペアも産卵したが無精卵のようで失敗している

残念、またチャレンジしてね

でも卵が詰まってメスが死亡することもよくあるから無理しないでね


●古代貝産卵 1月5日(月)

私のペット飼育歴史において累代を重ねて一番長く生きているのが

古代貝だ

まさにその名にふさわしいアンモナイトのような貝だ

全盛期はずっと数十匹いたが、何度も引越しを繰り返し

悪環境を耐えて生き延びたのが10匹、そしてついに6匹にまでなった

このままではもう絶滅してしまう

しばらく問屋やペットショップから姿を消したこの貝

年が明け、何と久しぶりに産卵していた

大きな卵が200個はあるようだ

とってもうれしい

この現代のアンモナイトを大切に大切に育てていきたいと思う

まさにジュラシックパークよ永遠に!



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