◆◇◆◇◆東日流徒然短歌エッセイ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
17.がまんがまん
わがままいえない
おとなしゃかい
ゆるされるのは
こどものくにだけ?
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子供の権利主張ばかりを尊重してきて、
わがままな子供ばかりが目立ってきた。
大人社会は、わがままは許されない厳しいルールがある。
高校中退者が多いのも中学校でやりたい放題してきた
わがままのおかげである。
青少年の自殺も結局わがままが世間に通らず、
短絡的に世間とおさらばしてしまうのだ。
大学生も親のすねをかじって遊んでいる。
よほど自分に厳しくないと自由の誘惑に負けてしまう。
経済的に苦しいとか何かハンディや目標がないと、
精神的には子供のままのわがまま大人になってしまう。
わがままが許されている子供の国を変えなければ、
強い大人は育たなくなる。
将来の日本が心配だ。
結局、つけは自分自身にもどってくるから、
不幸な人間を日本の社会、教育、親は作っているのだ。
1999年9月17日 作:安東秀衡
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