良き古き時代の雰囲気漂う遠野駅と駅前のカッパ像

６月２４日(土）は待ちに待った約４０日ぶりの岩手ライブだった
岩手日報１３０コンサートふるさと「永遠の日本のふるさと遠野」煌めきコンサート
豪華なる清心フルメンバー〜山下智夫さん（Gt.per）、坂野慎哉さん（Gt.man）、
大石由梨香（pf.cho）さんら４人による新曲多数の生演奏ライブ
こんな贅沢なライブが聴けるとあって多数の清心ファンが岩手県内各地から
そして関東からも集結してきた
私も約１５年ぶり（スポ少女子バレー県大会以来）に遠き北上山地の盆地、
カッパの里、遠野に足を運んだ
昔と違ってとても新しく変わっていた観光都市にびっくりした

車で早めに着いたので、遠野駅や博物館を見学し、遠野の民話や宮沢賢治の書簡等を楽しんだ
昔の建物が立派に復元されて見所沢山で、またゆっくり観光したいと思った



ホテル付きの大きな遠野市民センター大ホールへ行くと
たくさんの清心ポスターに歓迎されてびっくり



「新遠野市誕生記念、永遠の日本のふるさと遠野〜煌めきコンサート」が始まった
第１部は可愛いらしい土淵保育園児による和太鼓、市長挨拶





清らかな声の遠野少年少女合唱隊


コンブリオ銀河混声合唱団によるステキな合唱
昔々大好きだった名曲中の名曲「海はなかった」を聴くことができて興奮した


生田流正派雅楽明会による筝曲、圧巻のお琴だった


そして第２部マンドリンシンガー清心コンサート
新曲「曼珠沙華」
「ヤサラーヤサラー雨にも負けず君を思い続ける〜」
「見るものすべてまぶしいのは君がいるから〜」
清心さんの長期における苦心作だけあって歌詞がとっても胸を打つ
明るく楽しい活気付けの歌だけど、涙が出てしまうような歌声と詩
清心ソングベスト１０上位に入る誰からも愛される名曲だと思う

坂野さんの美しいマンドリンが笑って泣いている
由梨香さんの最高の生演奏ピアノ
山下さんの楽しいリズムのパーカッション、かっこいいギターに酔いしれる

次はアップテンポバージョンによるカバー曲「春よ来い」
まさにこれはマンドリン魔法界から飛び出した「アクビ姫ソング」だ！
長い長い冬から覚めてイーハトーヴの里は楽しい春祭り！
茶目っ気たっぷり情熱的にマンドリンをスタンディングで弾き飛ばす清心さん

久しぶりに聴くしっとり生ピアノ演奏による「夕桜駅」
清心ライブになくてはならない永遠の名曲が大ホールに響き渡る
今回配布したビタミンK岩手会報誌トレモロ４号に
この「夕桜駅」を作曲された高橋菜々さんから特別に曲のエピソード投稿をいただいた
「清心に一番合う楽曲」
「みんなに一番愛される楽曲を作る！！と祈りに祈って作った曲」
そんな祈りが清心さんのふるさと北上駅の詩に乗って最高のカタチになった
多くの人がこの歌を聴いて彼女のファンになったし
これからも清心の原点・始発駅・終着駅である「夕桜駅」は人々に感動を与え続けるだろう

新曲「緑の中で」
ライブで何度も聴いてきた曲が生演奏ではどうなるんだろうと期待していた曲
期待以上の素晴らしい感動のアレンジ演奏だった
清心スタッフが今年はこの一曲にかけるという気合いが肌で感じられた
ピアノが曲の世界に奥深さと幅とスケールの大きさを与え
マンドリンの木の葉が震え、ギターが風のようにさすらうカッコいい新曲だった
サプライズ！サプライズ！改めて聴けば聴くほど味の出るステキな曲だと思った

「まちぶせ」
荒井由実（現・松任谷由実）の作詞・作曲のカバー曲
三木聖子が１９７６年に歌い、石川ひとみが１９８１年に歌って大ヒット
松任谷由実も１９９６年にカバーしていた曲
カバー曲ってホントに面白い
違う人が演奏し、違う人が歌えばまったく違う歌になる
古き良き時代にタイムスリップしたようなひととき
ん〜さすがプロの演奏
遠野で清心さんに「まちぶせ」されてやられた〜と感じたまさかの曲だった

新曲「もう一度ここから」
今年、ふるさとイーハトーヴで岩手日報１３０周年記念・清心コンサートが続く
ふるさとを離れて初めてわかるふるさとのありがたさ
「もう一度やり直し　ふるさとの緑と語りたい」
アピオで初めて披露された時、アップテンポで明るくなじみやすい魅力的な曲だと思った
６月１７日、東京ライブで由梨香さんのピアノバージョン
今回は山下さんのギターバージョンだそうで
やさしく美しい清心さんの声が響き渡り
しんみりバラードでマンドリンが曲を盛り上げとってもステキに仕上がっていた
８月２日発売のシングルCDが待ち遠しい！

新カバー曲「小さな恋のうた」
初めて聴く生演奏、由梨香さん生ピアノによる清心バラード最高のカバー曲
「芸術」と言える域に達した音楽だと思う
これからも大ホールで歌い続けてほしい心に染みる名曲だ

アンコール・マンドリンカバー曲「涙そうそう」
誰もが知っている名曲、マンドリンが泣き奏で
ピアノが優しく包み込む
大きな拍手で第２部が終わった

フィナーレは清心スタッフと地元の方々みんなで「ふるさと」合唱
紅白歌合戦のフィナーレ以上に美しい歌声、演奏だった
もっともっとたくさんの人と感動を共有したい、もったいない素晴らしいコンサートだった
豪華清心スタッフを東京から呼ばれた太っ腹・岩手日報さんに今日も感謝！

コンサート後は恒例のCD販売サイン会
長い長い行列が続きビタKのみんなとも話がはずむ
アクビちゃんとサンデー先生の撮影会も盛り上がってコンサートよりも長いサイン会となった



夏はやっぱり遠野でゆっくり思い出作りたい
さよなら、日本のふるさと　遠野　また来ます　　　２００６．７．１１．


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